2019年6月10日月曜日

ラグビー大会のマッチドクターに行ってきました


2019/6/8 佐賀県総合運動場(佐賀市の日の出)でラグビー大会にマッチドクターとして参加しました。曇天ですが、熱中症も心配しなくていい天気でマッチドクターとしてはありがたかったですね。

想像通り、ラグビーは怪我が多いスポーツです。怪我するとプレイに出る、出ないを判断する必要があります。マッチドクターはチームドクターとは異なり、フェアに参加、不参加を判断する役目になります。(エース選手が脳震盪を起こした場合は、勝ち負けに関わります)

ラグビーを学生時代にしていたこと、救急病院で10年ほど働いたことでご縁を頂き、お呼び頂きました。通常は整形外科の医師が呼ばれることが多いです。

学生時代、研修医時代に一緒にプレイした選手、レフリーをしてもらった方に久々会い、佐賀大学の学生さんにも出会うことができて嬉しく感じました。

記載:江口 仁

2019年6月8日土曜日

新しいページが作成されました

今回のページのお題は

1.在宅医療について
https://eguchiclinic.blogspot.com/p/blog-page_2.html
2.健康診断について
https://eguchiclinic.blogspot.com/p/blog-page_7.html

以上の2つです。

1.在宅医療について
一人の医師が継続して患者さんを見ることで、佐賀市の地域医療は良くなると信じています。検査の重複の回避、意思決定プロセスの簡略化、既往歴の把握などなど多くのメリットがあります。心理的な負担軽減も可能です。何が好きで、何が嫌いか。

昔祖父江口寿は、多くの往診を行っていました。当時の佐賀市は医師も少ない、病院も少なく365日24時間でした。飲み会の後に呼ばれることもあったと思いますし、寝不足の中呼ばれることもあったと思います。
今は酔っ払って訪問することは考えにくい時代になりましたし、長期的な地域医療の保持のためには医師の体調管理が必要なことも分かってきました。
今往診に行くと、「おじいちゃんにお母さんを看取ってもらった」「佐賀市、神野に居たときに外来に来ていた」「佐賀駅の近くの踏切のとこやろ?」など声をかけてもらえることもあります。

時代は変わって、新しいカタチ、システムでの在宅医療を提供したいと思っています。

2.健康診断について
実は一般健診は死亡率を下げないという研究もあります。個人的には、リスク評価が個別にされておらず、健康な人も毎年受けることが一因でもあるかと感じています。自動車免許のように、健康状態によってチェックを受ける頻度を変化させるのも一つの方法かと考えています。当院では二次検診の精査も行っていますし、健診の異常があれば即治療に移れます。(CTでの精査が必要な場合は近隣の医療機関と連携します)

一方、癌検診は、死亡率を下げます。
ただし、闇雲に行うとデメリットもあります。金銭的、時間的、心理的なデメリットがあります。一般論として過剰なリスク回避はデメリットが大きいです。年代や性別、持病を考慮して、推奨される健診をオススメできます。

詳細は各ページをご確認ください。

記載:江口仁