内閣府の調査である、「高齢者の日常生活……」を閲覧しました。
高齢者が気にしているのは大きく2点と読み取りました。
健康問題と経済問題です。
この二つは幸福感や満足度と関連もありそうです。
健康な人は経済的にも恵まれるでしょうし、経済的に恵まれている人は健康である可能性は十分にあり、通常は重回帰分析などで個別に解析するのが筋でしょうが、大まかに見ても十分関係しそうな印象です。
さて、健康問題と経済的な問題。どちらをより心配しているのでしょうか?
答えは健康問題です。
一番上の黒のラインが今回の調査で下の様々な模様が前回までの調査になっています。
生活苦などが一番テレビやネットで取りざたされていますが、収入としては3割の人が心配しているのが現状のようです。
(テレビはほぼ見ないですが(^^;)
出典:内閣府:http://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h26/sougou/gaiyo/index.html
では、みなさん心配している、要介護にならないためにはどうしたらいいのでしょうか?
まず、要介護の原因を知りましょう。
出典:内閣府:http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2014/zenbun/s1_2_3.html
脳血管疾患が比較的多く、関節疾患、認知症、衰弱(フレイル)が多いです。
どうすればいいか?
すごく簡単に言ってしまえば、
疾患のコントロールはかかりつけ医に任せつつ、
食事療法や運動療法を行うことが大切です。
女性の心筋梗塞などの原因の75%は生活習慣に起因する論文もあります。
(ただし、人種が違いますが)
運動は心血管リスクを40%以上減らし、認知症のリスクも30-50%軽減します。
また、個人的には40歳くらいからの生活習慣が大切だと思っています。
過去に30代後半からの生活習慣も影響するという論文を見た覚えがあります
「おじいちゃんテレビの前からぜーんぜん動かんもんね」
と、言っている貴方は一緒にウォーキングに行きましょう!
「おばあちゃん、好き嫌いばかりしてから…」
と、言っている貴方は一緒に食事療法に取り組みましょう!!(^^)/