2020年3月13日金曜日

在宅医療や訪問診療で関わった心不全患者さんについて発表しました

第9回 佐賀心不全連携カンファレンス 2020年2月25日

「在宅で経験した心不全症例とその学び」として発表しました。

心不全は皆さんかかりやすい病気の一つです。
心不全は呼吸苦でたり、急に病状が悪くなることが多く、在宅医療でも治療が難しい病気の1つです。

その心不全症例の終末期にどう対応すべきかというのは、世界標準医療でもまだ詳細は決まっていません。現場の医師が手探りで行っているというのが現状です(現場の医師が最先端とも言えます)。
この手探りの部分を皆で共有する会がこの会になります。

症例をまとめていくと同じパターンが見えたり、違うパターンと課題が見えてきました。
疾患だけではなく、介護負担の問題や施設に入所できるのかという経済的問題などが見えてきました。

自分の発表以外では久留米大学より柴田先生が
「地域でつなぐ心不全の緩和ケア」という題目でお話がありました。
HEPT(HEartfailurePalliativecareTrainingprogramforcomprehensivecareprovider)という研修も行われているようですので、今度勉強に行きたいと思います。

記載:江口 仁