目指す医療について

今はまだ院長ではないので、クリニックの指針ではありません。
2019/4月 個人的なミッションとして下記の医療を目指します。

1.生物学的、心理学的、社会学的に高いレベルの家庭医療を目指します

現在の医学は生物学的な要素が重視されています。医学教育も同様です。

”理解すれば出来るのか?”。人は理解すれば行動に移れるものではありません。
もし、そうであれば、タバコを吸う、食べ過ぎる、飲み過ぎる医療関係者はいません。

”理解し、動機もあれば出来るのか?”。理解し、動機があっても環境的に無理なこともあります。
例えば糖尿病。
飽食の時代、コンビニや外食には炭水化物が所狭しと並んでいます。
治療がしたくても、薬代が厳しい人も居ます。
子供の頃の食育が問題だったかもしれません。

完璧な家庭医療はありません。高いレベルを目指し学び続けます。

2.継続性を重視し、小児から高齢者まで対応できるクリニックを目指します

医療だけではなく、社会は信頼関係の上に成り立っています。最近ではITを使って信頼を測定する、評価する傾向もありますね。資格試験や専門医などで社会は信頼をある程度保証してくれます。しかし、感情的には会ってぱっと出来るものではありません。
信頼は繰り返し積み重ねるものです。
だからこそ、継続性を重視し、長くかかりつけ医であることを目指します。

3.専門的な医療は目指さず、家庭医療、プライマリ・ケアに特化します

時間は有限です。
どの能力にどれだけ時間を投資したかが、医師としての能力を決めます。
プライマリ・ケア医として、医療知識を広げるときには専門性より汎用性を優先します。

4.佐賀全体の地域医療を底上げ出来るように活動します

スーパードクターは地域医療を破壊する仮説を持っています。
スーパードクターが地域に現れると患者さんが集まり、周囲の医療機関は閉院していきます。
しかし、医師の賞味期限はおおよそ30年です。
人は100年生きる時代になってきています。
30年過ぎたら、その地域の医療はどうなっているでしょうか?

地域医療はトップダウンではない、ボトムアップだと信じています。

記載:江口 仁(2019/6/19)

注意)徐々に追記・変更します。