2016年7月19日火曜日

医者の病状説明

Twitterでは、医者は病状説明に時間をもっとかけるべきだという意見と、そんな時間はないという意見が対立しているようです。

個人の見解としては、
説明の質も医療の質の一部ですから、気に食わないならば医者を変えるだけでいいのではないかと思います。
1年目の医者の説明と10年目の医者の説明、20年目の医者の説明の質と時間が食い違うのは当然です。
また、専門家、非専門家、開業医、勤務医でも説明内容は異なるでしょう。

一般的には、人気な外来は徐々に待ち時間が長くなり、徐々に長時間説明する時間がなくなります。それが気に食わない患者さんは離れていきます。
話をすることに慣れた医者になれば、知りたい要点を分かりやすく話すことによって時間を短縮できる可能性があります。
また、あまりにも同様の疾患が多くなった場合は参考資料などを作って、手渡しして説明する時間を省略する場合もあります。

記載:江口仁