2016年8月30日火曜日

禁煙できないのは本人の意志なのか?

今遺伝子解析が進み、喫煙と親和性のある性格や遺伝子が分かってきています。

これまでは、遺伝子解析で、この遺伝子があるとこの病気が発症しやすいなどがよく発表されてきました。
癌関連や、膠原病関連などでも遺伝子の報告があっています。
この遺伝子の解析が性格的な分野まで徐々に入ってきています。
これまでの研究でも性格や幸せな感覚も遺伝性があるとされてきました。
これは一卵性双生児などの統計的解析によります。

最近の研究で、統合失調症のある遺伝子と喫煙の親和性が高いデータが出ています。
つまり、喫煙してよかったーと思える程度が他の人より強い、もしくは遺伝的に依存が形成しやすいようです。
経験上は後者の要因が強い印象で、喫煙に依存しやすい人は、薬にも依存しやすく、医療用麻薬にも、お酒にも、人間関係にも依存しやすい印象です。

つまり、依存とは本人の意志力ではなく体質ともいえます。
体質だから仕方ないと言っていては話が進まないのですけども、
努力不足であると一言で言い切ることは私には出来ません。

超えるハードルを低くして、ライバル行動を減らし、認知行動療法なども取り入れ、
諦めずやっていくしかないのではないでしょうか?

記載:江口仁